らっきーのお出かけ日記
日本の三大名城を訪ねる(熊本城編)(1)

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今回は、日本の3大名城の一つ、熊本城をらっきーが訪ねました。
入園券
大人(高校生以上) 500円
子供(小・中学生) 200円
4月〜10月 8:30〜17:30
11月〜3月 8:30〜16:30
休園日 12/29、12/30、12/31(3日間)

有料駐車場有り。交通センターから徒歩10分、周遊バスで5分

石垣が大きいので、どこかの巨石文明の遺跡を訪ねている気分になります。



石垣を登っていくと櫓(やぐら)がありました。
櫓の↑の部分には銃眼(じゅうがん)が開いています。

この穴の形は、○や△などいろいろあるそうで、熊本城のものは縦長の長方形に統一されているそうです。


西南戦争時に、熊本城の殆どは焼失したのですが、この写真に写っている櫓は、幸いにも火災を逃れた部分で、重要文化財に指定されてるとの事です。



櫓の横近くの石垣の上から下を眺めてみました。 結構(かなり)、高いです。
下に見えるのは堀の内側のスペースで、外側には坪井川を利用した自然の堀があります。

後ろを振り返ると、さらに別の石垣があり、石垣が何重にもなっています。流石に西南戦争時も落城しなかった構造だな。と思いました。広いです。



二様の石垣」と呼ばれる部分です。稜線が2本になっているためそう呼ばれるそうです。

当時の石切の技術では、正方形や矩形の石を切り出すのは容易ではなかったそうです。不揃いの石を積み上げながら、その間に「込石(こめいし)」をつめて仕上げていくこの石垣の工法は「乱れ積(みだれづみ)」と呼ばれます。(近くの案内板より)

熊本城の裾がなめらかで、上に行く程、急になっている石垣の形式は、「武者返し」の石垣と呼ばれます。




武者返しの石垣に、武者のらっきーが挑戦です。



せっせ、せっせと。
らっきーは、動物なので武者返しも全部上れそうです。

あがりすぎると降りられなくなりそうなので、途中で呼び戻します。


島の様になった石垣を見つけました。芝生が綺麗です。ここには昔、何があったんでしょう。

焼失前の当時の熊本城を再現するため、あちらこちらで再建工事が行われていました。


石垣の間の坂をさらに登っていきます。
つづく。
豆知識

1)熊本城の火災


1877年に、明治政府軍は、西郷隆盛率いる薩摩軍に対して、熊本城に籠城。
しかし、薩摩軍の攻撃がはじまる前々日に、火災により殆どの建物を焼失してしまう。薩摩軍にとっては有利な状況であった
が、熊本城を包囲し、攻撃をし続ける薩摩軍に対して、50日余りも政府軍は籠城を続け、最終的に守り切る。